いつも心に太陽を＾＾

『お～、お～きなのっぽの古時計～、おじい～さんの～時計～』

『花咲くも～り～の～み～ち～、クマさんに～で～あ～あ～た～』

『みんなみんな～生きているんだ友達な～ん～だ～』

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ね～ね～おじいちゃん、今日学校でいっぱい歌を歌ったよ～！

ほ～、それは良かったの。みんなで歌うと楽しいじゃろ～。ところで、今日は何かのお祝いだったのかい？

うん！実はね、今まで歌を教えてくれていた先生が他の学校に行っちゃうから、お別れ会だったの～。最後にみんなで習った歌全部歌ったんだよ～！

ほ～、先生とお別れか～。寂しいじゃろ。

うん、、、。みんなで「辞めないで～」って頼んだけどだめだったの、、、。

ねえ、なんで辞めちゃったの？やっぱり、この村みんな貧乏でお礼できなかったから、きちんとお金がもらえるところにいっちゃうの、、、？8ヶ月も頑張ったのに、報われないとか思ったのかな？

こらこら、それは違うぞ。人はな、どんなことでも報酬があろうがなかろうが、ちょっとだろうがいっぱいだろうが関係ないんじゃよ。人のために役立てたら、自分はパン一つもらえなくてもいいんじゃよ＾＾。

そっか～、じゃあ先生はまた新しい場所でみんなに歌を教えにいくんだね。先生が泣いていたのは、お礼が草で編んだ花冠でガッカリしたんじゃなくて、楽しい思い出が蘇ってきて、ちょっと寂しくなったんだね！

そうじゃよ。これからお前も、何かするたびに報酬を期待するんじゃないぞ。お金や高級な物が手にはいらなくても、いつも心に太陽を抱いて、暖かい気持ちで生きていくんじゃぞ。

うん、わかったおじいちゃん！あたしずっと忘れないね！

そこらじゅう呪ってやる、、、